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2024/01/19eラーニングの知識
人材育成にeラーニングを導入するならプラットフォームを活用しよう!導入完全ガイドを大公開!
企業の人材育成において、eラーニングの導入が急務となっています。このニーズに応える解決策としてeラーニングプラットフォームの活用が考えられます。eラーニングプラットフォームはLMSとも呼ばれ、オンラインで教育コンテンツの配信、受講者の進捗管理、コミュニケーションツールなどの様々な機能を持ったeラーニング専用のシステムです。
本記事では、その具体的なメリットと導入プロセスを詳しく説明し、実際の導入事例を通じて、eラーニングプラットフォームの導入がいかに人材育成に欠かせないツールであるか解説します。最後までご覧ください。
1.eラーニングプラットフォームとは何か?
eラーニングプラットフォーム(LMS)は、教育機関や企業研修で使用されるオンラインシステムで、教材の配信から学習過程の管理まで多様な機能が備わっています。ここでは、LMSについての基本的な情報を整理して解説します。
eラーニングプラットフォーム(LMS)とは
eラーニングプラットフォーム、または「LMS(Learning Management System)」とは、教育機関や企業研修の分野で使用される専用のオンラインシステムのことを指します。これは、インターネットを通じて教材の配信を行うだけでなく、受講者の学習過程を管理し、管理者が進行状況を追跡することで、必要なサポートを提供することも可能となります。
eラーニングプラットフォームの主な機能と特徴
eラーニングプラットフォームには、主に「オンプレミス型」と「クラウド型」の2つのタイプがあります。
- オンプレミス型:自社のサーバにソフトウェアをダウンロードして運用するタイプのことを指します。大きな特徴は、自社のサーバで直接管理するため、カスタマイズしやすく、自社のニーズに合わせたり、より具体的な要件に対応できるという利点があります。その一方で導入コストが高くなることや、サーバの設置場所を確保する必要があるというデメリットも。
- クラウド型:インターネット上に構築されたプラットフォームを利用するもので、導入費用が比較的安く抑えられることや、専門的な知識が少なくても簡単に運営できるというメリットがありますが、安定した通信環境が保証されていない場所ではクラウド型の利用は難しい場合もあります。
eラーニングプラットフォームの特徴
- コース管理と配信:
LMSは教材の作成、保存、配信が行えます。コンテンツはビデオ、文書、スライド、クイズなどの多様なフォーマットで制作できるのです。 - ユーザー登録と管理:
受講者は個別のアカウントを通じてLMSにアクセスするため、管理者は受講者の進捗状況や成績を追跡し、個別にサポートを提供できます。 - 進捗追跡:
LMSでは受講状況の進捗、試験等の結果、課題の提出状況を一括で確認できます。 - コミュニケーション:
ディスカッション等のチャットやメールシステムなどを通じて、受講者同士や講師のコミュニケーションが可能となります。 - 柔軟性とアクセシビリティ:
多くのLMSは、いつでもどこでもアクセス可能で、スマートフォンやタブレットを使用しての学習もできます。 - セキュリティとプライバシー:
LMSのセキュリティ対策によって、受講者の個人情報や教材内容の機密性を保ちます。
2.なぜ今、eラーニングプラットフォームが注目されるのか?
このセクションでは、eラーニングプラットフォームが現代において注目される理由をDX、コロナ禍、そして変化の激しい時代の3つのキーワードで掘り下げて解説します。
人材育成もDX(デジタルトランスフォーメーション)
近年、企業の競争力を強化するためにもDX(デジタルトランスフォーメーション)は欠かせないと言われるようになりました。DXは、単にこれまでの業務をデジタル化するというわけではなく、デジタル技術を活用しながらビジネスプロセス全体を最適化し、効率性やイノベーションを促進するための取り組みです。 ビジネスプロセスには人材育成も含まれるため、これまでの育成手法を見直し、デジタル技術を活用しながら最適化する必要があります。そこでeラーニングプラットフォームを活用することが1つの方法となるのです。
コロナ禍によるリモートワークとeラーニング需要の高まり
さらに、コロナ禍の影響でリモートワークが普及し、eラーニングは自宅での学習や教育に欠かせないツールとなりました。全国に支店や支社があっても、社員を一か所に集める必要がなく、全社員に対して時差なく研修を一律で提供できるのです。この柔軟性は、緊急性の高いトラブル対応や新製品情報の全社周知にも効果的です。
変化の激しい時代に有効な経験学習
いわゆるVUCAの時代と呼ばれる変化が激しく予測の難しい現代において、単純な詰め込み方式の人材育成は通用しなくなってきました。そこで重要な概念が「経験学習」です。 経験学習とは、経験、反省、洞察、行動という4つのステップを繰り返すことで、主体的に新たな気づきや学びを得る学習手法を指します。 eラーニングの特性を効果的に利用する事で、意図的に経験、反省、洞察の3ステップを育成環境に組み込むことができ、受講者は行動するだけで経験学習のサイクルを回すことが可能となるのです。
3.eラーニングプラットフォーム導入のメリット
このセクションでは、eラーニングプラットフォームの導入によって、ビジネスや教育の効率化にどのように貢献するかを4つのメリットを用いて解説します。
プラットフォームのメリット(1)学習状況の可視化
LMSは、受講者の学習状況をデータ管理、フィードバックを行うことが可能です。学習進捗をデータ化することで、受講者間の習得度の差を減らし、各受講者の苦手分野や必要な学習内容をピンポイントでアドバイスできます。これにより、受講者の学習意欲や向上心の向上に繋がり、効果的な学習進捗のフォローアップが可能になります。
プラットフォームのメリット(2)人材育成のコストダウン
eラーニングには時間や場所を限定せずに学習できるため、集合研修の必要な場所・時間・労力などのコストを削減できます。受講者は自分のタイミングで学習を進めることができ、短い時間でも効率的に学習を進めることが可能です。企業は社員のスキルアップを促進し、安定した教育を提供でき、生産性の向上にもつながります。
プラットフォームのメリット(3)高品質な教育をいつでも閲覧できる
eラーニングでは、一度システムを構築すると、常に一定の品質で学習を提供できます。集合研修と異なり、誰が受けても質の差がなく、教材の追加や変更も容易です。これにより、学習内容を随時ブラッシュアップし、高品質な教育を保つことができます。
プラットフォームのメリット(4)教材アップデートが簡易化される
教材のアップデートは、オンライン上で行われるため、時間と場所を選ばず、迅速に行うことが可能です。また、新たな情報を即座に反映させることができるため、最新の情報を常に提供でき、受講者の学習効果を向上させます。
4.eラーニングプラットフォーム導入するまでの流れ
ステップ1:導入目的を明確化する
eラーニングプラットフォーム導入の第一歩は、その目的を明確にすることです。社内教育の効率化、人材育成の質の向上、教育コストの削減などが目的となる場合が多いのではないでしょうか。このように明確な目的を設定することで、数あるシステムから適切なものを選択し計画的な導入に結びつけることが可能となります。
ステップ2:プラットフォームを選び契約締結する
次に、利用人数、料金プラン、オプションなどを検討し、適切なeラーニングプラットフォームを選択し、契約を締結します。このステップでは、組織のニーズと予算に合ったプランを複数のプラットフォームから選ぶことが重要です。
ステップ3:環境構築と運用準備
オンプレミス型の場合、社内に動作環境を構築する必要がありますが、クラウド型の場合はこの作業はほぼ不要です。システムの初期設定、動作確認テスト、ユーザの登録や公開設定を行います。また、運用を想定したシステムの操作や教材のシステムへの取り込み、教材自体の確認も重要です。
ステップ4:運用開始
すべての準備が完了したら、eラーニングシステムの運用を開始します。クラウド型の場合、運用開始までの期間は1~3ヶ月程度ですが、オンプレミス型ではそれ以上かかることもあるため、計画的な導入を行う必要があります。
5.eラーニングプラットフォームの活用事例
このセクションでは、eラーニングのメリットを最大限に活かせるeラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」を導入した企業事例を詳しく紹介します。Moodleは、その豊富な機能と柔軟性から多くの企業に採用されています。各企業がなぜプラットフォームを導入したのか、導入に至るまでの課題とMoodleを選んだ理由を具体的に見ていきましょう。
事例1:東京慈恵会医科大学
東京慈恵会医科大学におけるeラーニングプラットフォーム「Moodle」の導入に関する事例を紹介します。新型コロナウイルスの流行前からMoodleを活用していた当大学は、コロナ禍を機に、医師や看護師の社内研修、学生の遠隔授業をさらに強化し、最先端の治療と教育を進めています。
詳細は、こちらの記事をご覧ください。
事例2:神奈川工科大学
神奈川工科大学では、学生の理解度の差に対応するためeラーニングプラットフォーム「Moodle」を導入しました。Moodleの高いカスタマイズ性を活かして物理、数学、化学の初年次授業や入学前教育で利用しています。導入によって、学生間のコミュニケーションが活発化し、教材の質と量の向上、授業の効率化が実現したとのこと。
詳細は、こちらの記事をご覧ください。
事例3:True Japan Tour株式会社
通信教育事業を手がけているTrue Japan Tour株式会社では、これまでDVDを使用した通信教育を主としていましたが、商用利用として「Moodle」を導入したことにより、受講生数が1.5倍に増加しました。Moodleは安価で導入しやすく、業務効率も向上したそうです。今後はMoodleをさらに活用してオンライン学習の範囲を拡大する計画とのこと。
詳細は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ:eラーニングプラットフォームの導入はイオマガジンに相談!
本記事では、eラーニングプラットフォームの全体像と導入のメリットについて解説してきました。導入に前向きになったところで、どのプラットフォームを選べばいいか分からないといった悩みがでてくるはずです。 ここで、株式会社イオマガジンの「IO Moodle」が役立ちます。
弊社は、2001年にリリースされたeラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」の正式パートナーとしてサーバー構築からカスタマイズ、運用までを一気通貫で提供しています。
eラーニングの導入に必要とされる動画制御機能、自動催促メール機能、学習進捗の一括表示などの機能を網羅した「IO Moodle」は、多くの企業様への導入実績があり、さらに充実したサポート体制、ISO27001認証を取得したセキュリティ対策はご好評を頂いております。
「IO Moodle無料体験版」での比較検討も可能ですので、本記事を読んでeラーニングプラットフォームの導入に向けて動き出したい企業様、専門的な知識がわからず悩んでいる方でも、まずはお気軽にご相談ください。
今日のビジネス環境において、人的資本の育成と企業競争力の強化を図るための不可欠なツールとして、eラーニングプラットフォーム「IO Moodle」の導入を積極的に検討してみましょう。
■「Moodle(ムードル)」とは?
https://www.io-maga.com/service/
eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。
■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の無料提供中!
https://www.io-maga.com/administrator_manual_application/
「Moodle(ムードル)」には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。
※尚、当マニュアルは普段お使いのgmailをお知らせいただき、オンライン版でご利用いただく形です。お申込み時にご入力いただいたメールアドレスを利用し共有いたしますので、ご留意ください。
■イオマガジンとは?
https://www.io-maga.com/company/
イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。
▼Moodleに関するお問い合わせはこちらから
■本リリースに関するお問合せ■
株式会社イオマガジン:沖田、成家
hp: https://www.io-maga.com
e-mail: sales@io-maga.com
TEL: 03-6384-5740