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2024/12/04eラーニングの知識
フランチャイズ本部とは?使命と役割、作り方などを解説!
「フランチャイズビジネスを基本からおさらいしたい。」
「フランチャイズ本部の使命は?役割が多くてよくわからない…。」
「フランチャイズ本部はどうやって立ち上げる?運用も効率化したい!」
フランチャイズ本部に関して、このような悩みはありませんか?
フランチャイズ本部は、数多くの加盟店を管理して自社のビジネスを発展させる拠点です。売上を高めるためには、本部の機能を細かく把握して、立ち上げから情報共有まで効率化することが重要です。今回は、フランチャイズ本部の概要をおさらいしつつ、使命や役割、作り方などを解説します。フランチャイズ本部の運用におすすめのツールもご紹介しているので、気になった方はぜひ導入を検討してみてください。
フランチャイズ本部とは?
フランチャイズには、エリアごとの本拠地という意味があります。ビジネスにおいては、本部が加盟店に地域内で独占的な販売権利を与える言葉として知られています。
フランチャイズ事業における本部の呼び方はフランチャイザーです。加盟店がトラブルなく経営できるよう、経営ノウハウやマニュアルなどを提供したり、商品開発や広告宣伝などを行ったりします。
たとえば、クレープの老舗ブランドが本部を設置して加盟店を募集し、クレープ店を増やすパターンがよい例です。そのほかにもポップコーンやたいやき、中古車の販売など、さまざまな事業がフランチャイズ本部によって拡大されています。
ちなみに、加盟店の呼び方はフランチャイジーです。加盟店に権利を与える対価として、加盟金やロイヤリティ(売上の一部)を本部が受け取る仕組みです。
フランチャイズ本部の使命
フランチャイズ本部の使命は、自社ブランドを拡大しつつ開業希望者の夢も叶え、本部事業の収益を高めることです。本部と加盟店の間で、Win-Winの関係(双方が利益を得られる状態)を目指します。
ただ、資金が不足すると開業希望者のサポートも不十分となり、夢の実現を後押しするのは困難になるでしょう。結果として加盟希望者も集まらず、自社ブランドを広めるのも難しくなります。
したがって、フランチャイズ本部の使命を果たすには、安定した収益を発生させることが大前提です。
収益を安定させるためにフランチャイズ本部の業務効率化は不可欠だといえるでしょう。
フランチャイズ本部の役割
フランチャイズ本部の使命についてお伝えしました。本部が使命を果たすためにはさまざまな役割を果たす必要もあります。
引き続き、フランチャイズ本部の代表的な役割を解説します。
開業サポート
フランチャイズ本部は、加盟店の経営がうまくいくように、技術や接客、商品管理、店舗管理など、さまざまな観点から開業をサポートします。
専業主婦からオーナーになれるようサポートするケースも珍しくありません。
開店後も担当者が定期的に訪問して経営指導を行うこともあります。
売上予測
加盟希望者が希望する立地・物件によって事業の売上が変わってきます。フランチャイズ本部は、専門的な見地から商圏調査と物件調査を行い、売上予測をしなければなりません。
商圏調査の内容は、通行者数や商圏内世帯数、昼夜間の人口変動、消費動向、道路交通状況、駅の乗降客などです。物件調査では、建物の面積や形態、視認性、賃貸条件などを調べます。
事業説明
本部の担当者が収益モデルや事業概要、開業費用などを説明します。開業費用の例は加盟金や食材保証金、ロイヤリティ、研修費、店舗費用などです。
なお、加盟希望者が電話予約で本部を訪問するケースもあります。予約受付の窓口を設置しておき、スムーズに事業を説明できる体制を整備しておく必要があります。
契約手続き
開業に必要な情報を適切に開示したうえで、事業に納得した加盟希望者とフランチャイズ契約を締結する流れです。
トラブルが生じないよう、一方的な説明になったり、加盟を強硬に迫ったりしないように注意が必要です。
研修実施
フランチャイズ本部は、加盟希望者が売上を高められるように、開業の流れや収益化のノウハウなどを研修します。
たとえば、購入を決断させる営業トークのノウハウなどを習得させます。
研修方法は集合研修やOJTなどさまざまです。近年では、ITツールを駆使したオンライン研修なども普及しており、遠方の加盟店にも研修がしやすくなったといえるでしょう。
OJT教育やオンライン研修の詳細を知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。
関連記事:オンライン研修とは? 集合型研修・リモート研修との違い、メリット、おすすめツールなどを解説!
関連記事:OJTによる教育とは? やり方や計画すべきこと、よくある失敗の具体例などを解説!
マニュアルの共有
親会社が事業で培ってきた知識や経験は膨大であり、本部による研修だけで説明するのには限界があります。
加盟店がじっくりとノウハウを習得できるよう、マニュアルを作成して共有するのが確実です。
近年は動画マニュアルを作成して各種プラットフォームで公開するケースが増えてきました。フランチャイズマニュアルの作り方と共有方法などは下記の記事をご覧ください。
関連記事:フランチャイズマニュアルとは?必要な理由やメリット・デメリット、作り方、共有方法などを解説!
広報
フランチャイズ本部を立ち上げるだけでは、加盟希望者は集まりません。本部の事業を宣伝して加盟希望者を募る必要があります。
そのために、ホームページなどで販売商品や提供サービス、フランチャイズプラン、オーナーの開業事例などを魅力的に伝えることが重要です。簡単に素早く開業できることなどまで伝えると、加盟希望者からも興味を持ってもらえるでしょう。
フランチャイズ本部の作り方
フランチャイズ本部の使命と役割からビジネスの仕組みがおわかりいただけたでしょう。フランチャイズ本部について理解を深めるには本部の作り方を知ることも重要です。
フランチャイズ本部の作り方について主要な流れをまとめてみます。
ステップ1:フランチャイズ事業の責任者と専任者を選定する
ステップ2:本部と加盟店が共有する理念を定める
ステップ3:加盟店が出店する店舗の基本モデルを検討する
ステップ4:直営店の実績から収支モデルをシミュレーションする
ステップ5:加盟店数の目標、本部の収益目標、組織体制など本部事業計画を作成する
ステップ6:本部事業計画をベースに加盟金やロイヤルティなどを検討する
ステップ7:フランチャイズパッケージ(マニュアルや研修プログラムなど)を構築する
ステップ8:加盟店の役割や権利などを整理してフランチャイズ契約書に落とし込む
ステップ9:加盟店の開発方法や開発ツールなどマーケティング計画を立案する
ステップ10:加盟案内書やWebコンテンツなども作成して加盟希望者を募る
会社の方針や業種などによって作り方が変わる可能性もあります。自社の状況に応じて柔軟に本部を構築しましょう。
フランチャイズ本部の研修実施・マニュアル共有におすすめのツール
フランチャイズ本部の役割としては、研修やマニュアルで加盟店がスムーズに開業して売上を高められるようにすることも挙げられました。研修実施やマニュアル共有の方法についてはさまざまな手段があり、少しでも売上を高めやすいツールを選ぶことが最重要です。
フランチャイズ本部の研修実施・マニュアル共有には、eラーニングプラットフォームがおすすめです。
eラーニングプラットフォームは、パソコンやスマートフォン、タブレットといったデバイスでアクセスできる電子学習管理システムです。研修動画やマニュアル動画をアップするだけで、場所を問わず加盟店にオンライン研修やマニュアル共有を行えるようになります。
集合研修と違って、加盟店のオーナーを会場に集める必要がありません。本部スタッフとオーナーのそれぞれで交通費を削減できます。会場や紙の資料、プレゼン用の機材などを準備する手間も生じません。個々の学習状況も管理できるので、研修やマニュアルの理解度が低いオーナーを抽出して、適宜フォローすることも可能です。
遠隔できめ細かく学習をサポートできるeラーニングプラットフォームは、加盟店が増えるほどにフランチャイズ事業で絶大な効果を発揮するでしょう。
フランチャイズ本部におすすめのeラーニングプラットフォーム
フランチャイズ本部の研修実施・マニュアル共有にはeラーニングプラットフォームがおすすめであることをお伝えしました。
eラーニングプラットフォームはさまざまな事業者から提供されており、どれを選ぶべきかわからない方もいるでしょう。
イオマガジンでは、フランチャイズ本部におすすめのeラーニングプラットフォームとして、「Moodle(ムードル)」をご提供しています。
「Moodle(ムードル)」は、動画配信や進捗確認などをはじめ、フランチャイズ本部の研修実施・マニュアル共有に役立つ機能が充実した学習システムです。
引き続き、「Moodle(ムードル)」がフランチャイズ本部の研修実施・マニュアル共有に役立つ理由や、カスタマイズして追加できる機能、実際の活用事例などをお伝えします。
「Moodle(ムードル)」がフランチャイズ本部の研修実施・マニュアル共有に役立つ理由
フランチャイズ本部の人員には制限があることから、加盟店が多くなるときめ細かいサポートが難しくなります。
「Moodle(ムードル)」であれば、研修動画やマニュアル動画をシステムで共有して、動画の視聴からフォローまで効率化することも可能です。
たとえば、テスト機能や課題レポート機能などを活用すれば、四択問題や記述式課題などによって商品・サービスに関する理解度を確実に把握できます。
動画視聴だけでは伝わらない内容については、Zoomなどのオンライン会議ツールと連携して、ロープレや実技指導による教育も可能です。
「Moodle(ムードル)」の追加機能
イオマガジンは「Moodle(ムードル)」をカスタマイズしてフランチャイズ本部の運営をさらに強化するサポートも行っています。
たとえば、カスタマイズした「IO Moodle(イオムードル)」であれば、催促メールの自動配信によって、視聴が完了していないオーナーにリマインドすることもできます。
1.2倍・1.5倍・2.0倍の倍速視聴機能にも対応しており、本部スタッフが加盟店の管理マニュアルをスムーズに確認することも可能です。
そのほか、セキュリティパッチ対応、右クリックでの動画ダウンロード禁止など、ノウハウの流出を防ぐためのセキュリティ機能も搭載できます。
「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」の活用事例
「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」はすでに多くの加盟店から利用されています。
たとえば、中古販売のフランチャイズ経営や飲食店のフランチャイズ経営など、さまざまなビジネスで活用されています。
フランチャイズ本部に導入したところ、新人営業マンの教育に成功して売上250%アップした事例や、盛り付けのコツを動画教材化して客単価15%アップした事例などもあります。
「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」の活用事例について詳しく知りたい方は下記の資料もぜひご覧ください。
フランチャイズ本部の運営にeラーニングを導入するならイオマガジンに相談!
フランチャイズ本部の使命と役割、作り方などを解説しました。フランチャイズ本部は、開業サポートや売上予測、契約手続き、広報など、さまざまな役割を果たします。
役割が多くて混乱する方もいるかもしれませんが、本部と加盟店の両方がWin-Winとなる関係を目指していけば、重視すべき役割が明確になるでしょう。
研修実施やマニュアル共有は、本部と加盟店の収益に直結するため、特に注力すべき役割です。実施や共有にあたり、遠方でも正確に学習状況を管理できるeラーニングプラットフォームは、フランチャイズ本部にとって心強い味方となります。
今回紹介した「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」のように、テスト機能や催促メールの自動配信などで、マニュアル作成や研修実施の効果を確実に高められる学習システムもあります。
フランチャイズ本部にeラーニングを導入して売上アップを目指したい方は、ぜひ一度イオマガジンまでお問い合わせください。
■「Moodle(ムードル)」とは?
https://www.io-maga.com/service/
eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。
■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の無料提供中!
https://www.io-maga.com/administrator_manual_application/
「Moodle(ムードル)」には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。
※尚、当マニュアルは普段お使いのgmailをお知らせいただき、オンライン版でご利用いただく形です。お申込み時にご入力いただいたメールアドレスを利用し共有いたしますので、ご留意ください。
■イオマガジンとは?
https://www.io-maga.com/company/
イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。
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