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2024/06/28eラーニングの知識
リーダーを育成するときのポイントは? 育成方法や課題、役立つ本などを紹介!
組織の将来を盤石にするにはリーダーの育成が不可欠です。ただ、組織を率いる重要な人材を育てるには育成に関する深い知識が必要になります。そこで今回はリーダー育成のポイントや育成方法、課題などを解説します。リーダー育成に役立つ本も紹介しているので、育成の方針に迷ったときに活用を検討してみてください。
リーダー育成のポイント
指導者が育成方法を誤ってしまうと、優秀なメンバーであってもリーダーに育たない恐れもあります。リーダーを育成するには重要なポイントがあります。早速、リーダー育成にあたって押さえておくべきポイントについて解説します。
リーダーの育成環境を整備する
リーダーの育成環境が整っていないと、教育が滞る恐れがあるだけでなく、関係者に悪影響が生じます。
たとえば忙しい組織であれば、指導者がリーダーの育成時間を取りづらいです。無理をして育成に取り組めば業務に支障をきたすでしょう。
その点、eラーニングプラットフォームを導入すれば、動画をアップするだけでリーダー候補が好きなタイミングで必要な知識やスキルを習得できます。
eラーニングプラットフォームの特徴やメリット、導入の流れについては下記の記事で詳細をまとめています。リーダー育成に向けてeラーニングプラットフォームを活用できないか、検討してみてください。
関連記事:人材育成にeラーニングを導入するならプラットフォームを活用しよう!導入完全ガイドを大公開!
リカレント教育とリスキリングの違いを把握する
近年、社会のデジタル化が進み、最新のITスキルを扱えるリーダーが求められるようになりました。
組織の生産性を高めるリーダーを輩出するには、社会人の学びなおしを意味するリカレント教育だけでは不十分であり、組織改革に必要な最新スキルを学ばせるリスキリングが最重要です。
リカレント教育とリスキリングの違いを誤って育成すれば、組織改革に失敗するリスクも高まります。
リカレント教育とリスキリングの違いは下記の記事で詳細を解説しています。リーダー育成を進める前に必ず確認してみてください。
関連記事:リカレント教育とリスキリングの違いは? メリット・デメリット、経済産業省・文部科学省の関連事業を解説
リーダーの育成方法
リーダーを育てたことがない方であれば、どのような手段で育成すればよいのか、イメージが湧かないこともあるでしょう。リーダーを育成する方法にはいくつか手段があります。引き続き、リーダーの基本的な育成方法について解説します。
新人のOJTを任せる
リーダーに必要な能力を育むのにおすすめなのが新人のOJTを任せることです。OJTは若手や後輩に先輩が実務を経験させる職場のトレーニングです。
OJTでは教育担当者が若手や後輩に業務のやり方をレクチャーしたり、質問に回答したりします。教える立場を経験させることで、リーダーに求められる知識やスキル、考え方などを体得してもらえます。
ただ、OJTに失敗するとリーダーになるための自信を失う恐れがあります。よくある失敗例について下記の記事で紹介しているので、対策を講じたうえでOJTを任せましょう。
関連記事:OJTによる教育とは? やり方や計画すべきこと、よくある失敗の具体例などを解説!
リーダー研修を受けさせる
リーダー育成の手段としてリーダー研修を実施する方法を検討できます。リーダー研修とは、チームを担う人材に組織を牽引するためのスキルや知識を学ばせる研修です。
社会人として求められる主体性・協調性を養う研修や、他者と連携して課題に取り組むリーダーシップを養う研修などを実施します。
すでにリーダー研修を実施したけれど意味がなかったという方もいるかもしれません。リーダー研修の効果はやり方によって変わってしまい、方法を誤ると参加者から不満の声が生じることもあります。
リーダー研修の重要性や正しい取り組み方法、無駄な研修を防ぐポイントなどについて下記の記事で解説しています。リーダー研修の見直しにお役立てください。
関連記事:リーダー研修の重要性とその具体的な取り組み方法
関連記事:リーダー研修は意味ない?無駄な研修の特徴や防ぐポイントなどを解説!
リーダー育成のステップ
リーダー育成は、単にOJTを任せたり、研修を実施したりするだけでは不十分です。教育の無駄を省き、教育効果を無理なく高めるには、適切な流れに基づく育成が重要です。引き続き、リーダー育成のステップを解説します。
目標設定をする
リーダー育成のゴールが不明確だと、指導者が教える内容も定まらず、教育効果が薄れます。リーダー育成にあたって目標設定が不可欠です。コーチングの知識やコミュニケーションスキル、資格試験の合格など、リーダー候補に習得させる知識やスキル、達成してほしい成果を明確にしましょう。
権限を委譲する
指導者の業務の権限を少しずつリーダー候補に委譲します。たとえば、会議の司会を任せたり、新人の教育担当を任せたり、主要な取引先の対応を任せたりするなどです。リーダー候補ができることを増やしていくことで、リーダーになるための自信を与えることもできます。責任に押しつぶされないよう、いきなり大きな権限を与えないように注意しましょう。
フィードバックする
1on1ミーティングのようにじっくり話せる機会を設けて、習得した知識やスキル、達成した成果などを確認してフィードバックします。目標に対して、習得できなかった知識やスキル、達成できなった成果などがあれば、原因をヒアリングして対策を提案しましょう。目標の難易度が高すぎる場合もあります。モチベーション低下を防ぐために、適宜目標変更も検討してみてください。
リーダー育成の課題
リーダー育成には課題がつきものです。リーダー育成につまづかないようにするには、課題をあらかじめ把握しておき、育成方針を検討しておくことが重要です。よくあるリーダー育成の課題について解説します。
リーダーになりたくない候補者がいる
リーダーになるとチームのメンバーの指導やタスクの割り振り、業務のフォローなど、やるべきことが多くなり、責任の負担も増えます。
負担を減らすためにリーダーになりたくない候補者も珍しくなく、モチベーションが低ければリーダー育成の効果も薄くなりがちです。
業務や役割、待遇、成長できることなどをはっきりさせ、学習意欲を湧かせることが重要です。
候補者がリーダーに向いていない
組織の状況によっては人材不足でリーダーに向いていない候補者を育成する場面もあるでしょう。無理に育成してリーダーのポジションを与えても、指導力やマネジメント力が不足し、チームのメンバーに迷惑をかける恐れがあります。
リーダーにはリーダーを補佐するサブリーダーというポジションもあります。まずはサブリーダーなどのポジションを目指すように育成するなどして、徐々にリーダーに必要な知識やスキルを学ばせるのが無難です。
リーダー育成に役立つ本
リーダー育成のやり方に自信が持てない教育担当者もいるでしょう。世間では、リーダー育成の方法が学べる本や、リーダーシップとは何かがわかる本など、リーダー育成に関する有益な情報が得られる本がたくさん出版されています。参考にすることでリーダー育成の方針が定まり、迷わず育成に専念できるでしょう。ここでは、リーダー育成に役立つ本をご紹介します。
リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書
リーダーが育つ変革プロジェクトについて解説した本です。育つ変革プロジェクトの概要をはじめ、育てる人の選び方や走りながら育てる方法、リーダーが育つメカニズムなどを学べます。
変革プロジェクトを担うリーダーがいなくて困っている方、変革プロジェクトを経験していないのでリーダーを育てられないという悩みがある方などにとって、心強い一冊となるでしょう。
あなたに代わって中堅社員を優秀なリーダーにする本
優秀なリーダーの器になるために必要なことをまとめている本です。リーダーに必要な力や信頼されるリーダー、チームのまとめ方などを解説しています。リーダーにとって大切なことをおさらいすることで、リーダー育成にも自信を持って取り組めるようになるでしょう。
タイトルの通り、中堅社員に読ませることでリーダーとして育成できる効果も期待できます。育成の時間が取れない方は、リーダー候補に贈呈してみることも検討してみてはどうでしょうか。
業界別のリーダー育成
業界ごとにリーダーに求められる役割が異なり、必要なスキルも違います。現場を想定してリーダーを育成する必要があります。ここでは、それぞれの現場でリーダーを育成するときのヒントが得られるように、看護や介護に携わるリーダー育成に必要なことをご紹介します。
看護師のリーダー育成に必要なこと
看護師のリーダーは、メンバーをマネジメントしながら患者さんに適切な看護を提供する必要があります。メンバーが患者さんの対応に迷ったとき適切に指導できるように、看護の知識・技術を育成することが最重要です。
また、看護の現場では医師や看護師同士、他部署とスムーズに連携することで、患者さんに適切な看護を提供します。リーダーシップを発揮するには伝達能力を育成することも大切です。
介護のリーダー育成に必要なこと
介護のリーダーは、介護対象者に対する介護業務を行いながら、ほかの職員の動き方やケアの仕方を監視し、指摘・評価を行います。現場で起きている課題の解決に向けて、メンバーの考えを尊重しつつ言うべきことを言えるコミュニケーション能力の育成が不可欠です。
また、介護リーダーは介護対象者の家族とのやり取りも担当します。介護対象者の様子や要望を的確に聴き取りしなくてはなりません。ヒアリング力を伸ばすだけでなく、苦情対応への理解を促すことも重要です。
リーダー育成に役立つeラーニングプラットフォーム
リーダー育成におすすめのeラーニングプラットフォームとして、イオマガジンが提供している「Moodle(ムードル)」がおすすめです。
「Moodle(ムードル)」は、2001年に初めてリリースされて以来、世界240カ国以上で採用されているeラーニングプラットフォームです。
リーダー育成に関する動画をアップロードすれば、リーダー候補が都合のよいタイミングでリーダーに必要な知識とスキルを習得できます。教育担当者が直接指導する負担も減らせるので、コア業務に集中しやすくなります。
ユーザー登録と進捗確認にも対応しているため、リーダー候補が複数人いる場合でも、学習状況を個別に管理して、それぞれに適したフォローをすることも可能です。
リーダー育成におすすめのプラン
イオマガジンは「Moodle(ムードル)」をより使いやすくカスタマイズした「IO Moodle(イオムードル)」も提供しています。
「IO Moodle(イオムードル)」のスタンダードプランはリーダー育成に特におすすめです。最後まで見ないと視聴完了にならない機能や、催促メールの自動配信、倍速視聴できる機能など、教育担当者とリーダー候補に役立つ便利機能が利用できます。
リーダー育成をより効率化したい場合はぜひスタンダードプランを検討してみてください。
リーダー育成にeラーニングを導入するならイオマガジンに相談!
今回はリーダーを育成するときのポイントや育成方法、課題、役立つ本などを解説しました。
リーダーを育成するときは、社会のデジタル化に対応できるように、最新のITスキルを扱える人材の育成を心がける必要があります。リカレント教育との違いを理解したうえでリスキリングを促しましょう。
育成方法としては新人のOJTを任せたり、リーダー研修を実施したりする方法を検討できます。ただ、リーダーになりたくない候補者も少なくありません。リーダーの業務や役割、待遇などをごまかさず、学習意欲を高める働きかけも必要です。
育成時間の確保に課題があるならeラーニングプラットフォームの導入が適しています。今回紹介した「Moodle(ムードル)」「IO Moodle(イオムードル)」であれば、リーダー候補が都合のよいタイミングでリーダー研修を動画で受けられます。リーダー育成にeラーニングを導入したい場合はぜひイオマガジンまでお問い合わせください。
■「Moodle(ムードル)」とは?
https://www.io-maga.com/service/
eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で4.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。
配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。
大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。
■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の無料提供中!
https://www.io-maga.com/administrator_manual_application/
「Moodle(ムードル)」には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。
※尚、当マニュアルは普段お使いのgmailをお知らせいただき、オンライン版でご利用いただく形です。お申込み時にご入力いただいたメールアドレスを利用し共有いたしますので、ご留意ください。
■イオマガジンとは?
https://www.io-maga.com/company/
イオマガジンは、スタンダード市場上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の大学や病院、企業さまに対し、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。
▼Moodleに関するお問い合わせはこちらから
■本リリースに関するお問合せ■
株式会社イオマガジン:沖田、成家
hp: https://www.io-maga.com
e-mail: sales@io-maga.com
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